平成14年愛知県保育士問題 小児保健

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問題1 以下の文章の空欄に適切な語句を記入して、正しい文章を完成させなさい。

    WHOの定義によれば、「健康とは身体的・( a )および( b )に良好な
   状態であって、単に( c )がないとか、虚弱でないというだけではない」とされてい
   る。これは、子どもにとっての健康が、その子なりにすくすく( d )ことや生きる
   喜びいっぱいの生活であることともいえる。
    子どもの成長発達には、子どもを取り囲む( e )が影響している。子どもの生活は
   家庭での直接的場面[マイクロシステム]だけでなく、保育園・学校・近隣などのメゾシ
   ステム、さらには社会・文化・自然などのマクロシステムの間接的な影響を受けている。


問題2 平成12年における出生や死亡に関する状況について、1〜5が正しい文章になるよう
    に( )内に入る適切な記号を選びなさい。同じ記号を2回以上使っても構いません。

   1.平成12年のわが国の出生数は、( f )万を若干下回ったが、平成11年よりも
     1万人以上( g )した。
   2.小児の年齢階級別の死亡数について、0歳、1〜4歳、5〜9歳、10〜14歳の4
     つの年齢階級のうち最も死亡数が多いのは、( h )歳である。
   3.0歳の死因の第1位は( i )、第2位は周産期に特異的な呼吸傷害等である。
   4.1〜4歳では、死因の第1位は( j )、第2位は( k )である。
   5.5〜9歳では、死因の第1位は( l )、第2位は( m )である。

 
記号群   ア.150   イ.100   ウ.120   エ.200  
  オ.0 カ.1〜4 キ.5〜9 ク.10〜14
ケ.増加 コ.減少 サ.心疾患 シ.悪性新生物
ス.自殺 セ.不慮の事故 ソ.先天奇形、変形及び染色体異常


問題3 以下の身体発育の評価に関する用語について、それぞれ説明しなさい。

   1.カウプ指数
   2.ローレル指数


問題4 以下の設問にそれぞれに答えなさい。
   1.(  )内に適切な数字を記入しなさい。
     SIDSのわが国における年間の死亡数は、平成9年では約( n )人、平成
     10年では約( o )人である。
   2.SIDSの原因は不明だが、発症の危険が高まる育児環境等の因子がいくつか知られ
     ている。次の@〜Iの項目について、発症リスクを増大させる因子とされているものに
     は○、そうでないものには×をつけなさい。
     @母乳哺育
     A両親等の飲酒
     B両親等の喫煙
     C厚着や暖めすぎ
     D非母乳哺育(人口乳哺育)
     E若年妊娠、出産
     F添い寝
     Gうつ伏せ寝
     H薄着
     I両親等の肥満

   3.SIDSの日本語の名称を正確に書きなさい。


問題5 小児の事故の特徴に関する以下の1〜10までの文について、正しい文章には○を、
    誤っている文章には×をつけなさい。

   1.家庭内の死亡事故について、0歳児では不慮の窒息が多い。
   2.乳児期後半から、位置の移動が可能になり活動範囲が徐々に広がり、転落や異物の
     誤飲が増加する。
   3.タバコや薬の誤飲は大変危険だが、ボタン電池の誤飲ではあわてずに便と一緒に
     排泄されるのを待てばよい。
   4.灯油を誤飲した場合には、直ちに嘔吐させた方がよい。
   5.衣服の上から熱湯をかぶるなどの熱傷を負った場合には、無理に衣服を脱がせない
     で、衣服の上から流水をかけるなど、直ちに冷やすことが重要である。
   6.1歳〜4歳児における家庭内の死亡事故では、不慮の窒息や溺水は少ない。
   7.幼児は理解力に乏しいため安全教育は困難なので、その場その場で叱ればよい。
   8.幼児期後半では、活動性が増すとともに冒険を好むようになるため、屋外での交通
     事故や溺水の危険が増す。
   9.幼児期後半では、集団遊びでの衝突や指を挟む、振り回したものにぶつかるなど
     故意ではなくても加害者、被害者になることがある。
   10.幼児の安全教育では指導・訓練・学習の積み重ねが重要であり、おとなが一緒に行
     動してみせるなど、具体的なわかりやすい指導が必要である。


問題6 乳幼児の下痢症に関連する以下の設問に答えなさい。
   1.乳幼児が下痢症状を起こしている場合に必要な観察事項について説明しなさい。

   2.乳幼児が下痢症状を起こしている場合の適切な対応やケアについて説明しなさい。


問題7 乳幼児にとって、こまめな水分補給が重要となる理由について説明しなさい。なお、
    説明にあたっては、以下の3つの用語を説明の文中に必ず用いなさい。

    説明に必要な用語;「細胞内液」「細胞外液」「不感蒸泄」


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